体験日記

オカキ体験、やってみた!:体験日記

体験日記

7月5日(金)と6日(土)に苧麻(チョマ)のオカキ体験、してきました。

場所は、真脇遺跡縄文館。
館長の高田さんにお世話になりました。
縄文館までは、のと里山海道起点の内灘から車で約1時間40分の道のりです。
この企画が持ち上がって「オカキ体験します!」っ聞いたとき
「オカキって何?」と頭がハテナでした。
話しを聞いてオカキだけしても糸にはならない、ってことはわかったけど・・・

これは体験してみるしかない。

苧麻(チョマ)=カラムシから繊維を取り出す作業を一度やってみたかったので、念願叶いましたドキドキ
真脇縄文館の周りに自生しているカラムシを刈り取りました。
カラムシはどこにでも生えてる植物ですが、1mを超えるカラムシがあるとは・・・驚きです。
枝と葉っぱを一気に落とす作業は、パパパッと楽しい。
外皮を専用のへらで削り取ります。
ようやく繊維が取り出せました。
繊維は水気たっぷりなので、風通しのよいところで干します。
納得のオカキ体験。

このカラムシは、伝統産業として利用されています。
上布って聞いたことありますか?
上布って麻のことだったんですね。
こんなに手間隙かかって丁寧に作られているから、麻の反物が高価なのもうなずけます。
繊維が乾いたら、あとは糸にしたり、縄にしたり、麻を思う存分楽しみます。
カラムシの繊維で「縄ない」(←縄を編むこと)してみました。参加者Aさん縄ないのプロ!彼にご教授いただきました。

5日だけ参加してくださった方、6日だけ参加してくださった方、
両日参加してくださった方、真脇遺跡縄文館にオカキ体験きてくださってありがとうございました。

日程が早すぎるとカラムシが育っておらず、遅すぎて花が咲く頃になると繊維が取り出せない。今、この時期にしかできない、苧麻(チョマ)から繊維を獲得する貴重な体験をさせていただきました。

来年もこの時期にオカキ体験しましょう。
お楽しみに。

この体験プログラムの詳細は過去の募集案内⇒こちらをご参照ください

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