もちこの雑記

どんぐり苗づくり~タネをまく!

もちこの雑記

令和6年1月1日に発生した能登半島地震では、能登のあちこちの山林で崩落や土砂崩れが相次ぎ、大きな被害となりました。その姿を見聞きし、「能登の森を少しでも豊かにしたい」という思いで能登で拾ってきたどんぐりを育て、能登へ植え戻す取り組みの手伝いをしました。どんぐりだけでなく、さまざまな木の実から種を取り出して苗づくりを行います。

石川県自然史資料館にて、柳井館長の呼びかけに応じて集まった”あかねとーぷ友の会”の仲間たちと自然史資料館に来場されていた方々へも声かけし、多くの方に作業をしていただきました。
一粒一粒の木の実、ナツハゼの赤い実から果肉をのぞき種を取り出す作業や、クヌギやアベマキ、オニグルミのポット苗づくり、サワアザミの種とりの作業などを行いました。
どんぐりなどのいろいろな種類の木の実に触れながら、皆が願うのはただひとつ。

「能登の森を豊かに、そして復興の力になりたい」

その思いを胸に大きくなった木の苗を森へ返し、能登の復興を願っています。

2025年11月1日(土)から2026年2月15日(日)まで企画展「タネをまき、森をつくる生きものたち」開催中です。さらに、11月29日(土)14:00~16:00石川県自然史資料館2Fコミュニケーションホールにてトークイベント「タネまく生きものたちトーク 種子散布はこんなにも面白い!」が開催されますので、種でつながる植物と動物について深めてみましょう!

芽がでて育ってくれることが楽しみ♪春が待ち遠しくなりますね。

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